鎌倉時代には様々なことがあったとされていますが、他の時代とはどんな違いがあったのか気になるところです。
その中でも、鎌倉時代と江戸時代の違いについて考えてみましょう。
鎌倉時代の特徴は?
鎌倉時代と江戸時代の違いについて考えてみる前に、まずは鎌倉時代がどんな時代だったのか考えてみましょう。
鎌倉時代はそれまで天皇や貴族中心の政治や国政だったのに対し、初めて武士による武士たちの政治が始まった時代でもあり、朝廷に代わって政治を握ることとなった幕府の勢力を強めたのが、全国に配置した守護や地頭などの役職でした。
そして、鎌倉時代の特徴は何といっても「御家人制度」であり、これを語らなければ始まらないという位、とても重要な制度でした。
これは、鎌倉幕府のトップである将軍が武士である御家人たちに土地の所有を認めたり戦で功績を修めた場合にはその土地を報酬として与えてくれるのを条件に、御家人たちは、いざ戦となれば一族を率いて一丸となって将軍のために戦うことを約束した制度だったとされています。
日本人のそもそもの気質もさることながら、将軍のために頑張る御家人たちとの絆は非常に強かったとされています。
鎌倉幕府を開いた源頼朝側の人間がいなくなると、その妻であった北条政子の親戚である北条氏たちが執権を握りました。
鎌倉幕府が終わるきっかけとなったのが元寇だったとされており、それまで順調だった御恩と奉公の関係が崩れ御家人たちが幕府に不満を持ったことで鎌倉時代の滅亡に至ったとされています。
江戸時代はどんな時代だった?
今度は江戸時代について考えてみましょう。
江戸時代は、徳川家康が征夷大将軍となり1603年に創設した徳川幕府が武家政権の基本であり、鎌倉時代よりも長く明治維新が始まるころまで約260年ほど続いたと言われています。
鎌倉時代に全国に設置した守護が拡大化して守護大名となったのが室町時代の頃で、それから更に引き続いて江戸時代にはかなり巨大な領主となっていました。
江戸時代の特徴として考えられるのは、将軍と各それぞれの大名が主従関係を結びながら領地を支配する幕藩体制と士農工商の身分制度、参勤交代や武家諸法度などで藩を厳しく取り締まるなど幕府に対する反逆を防いだ大名統制です。
武家政権の再集大成とも言えた徳川幕府は、幕府の仕組み一つをとっても良くできており、権力が集中しないように老中の上に大老を置いたり月番制や合議制などを採用していたとされています。
江戸時代の滅亡の原因については人材不足などの様々な理由もあるとされていますが、欧米列強の押し寄せる波に勝てずこれまでの武家政権に終わりを告げて新しい時代を迎えるしかなく、それが江戸時代の滅亡につながったのではないでしょうか。
鎌倉時代と江戸時代の違いとは
では、鎌倉時代と江戸時代の違いとしてはどんなことが考えられるでしょうか。
まずわかりやすい違いとしては、その時代が続いた年月です。
鎌倉時代が150年ほどだったのに対し、江戸時代はその倍に近い260年も続いたのは大きな違いと言えるのではないでしょうか。
また、鎌倉時代は将軍と御家人の絆が強く単純化されていたのに対し、江戸時代は幕府だけでなくもと御家人たちであった大名が力をつけて拡大化しただけでなく主従関係においても複雑化していたと考えられます。
身分制度においても、鎌倉時代はあくまで将軍や武士などが中心に考えられていたのに対し、江戸時代は武士の次に農民の身分が高かったなど庶民に対してもの身分付けがあったなど様々な違いがあることが伺えます。
このように、それぞれの時代においてどんな違いがあるのか比べてみると楽しく歴史を学ぶきっかけにもなるのではないでしょうか。
